きのこを食べて腸内環境を“知る” ホクトが社員50名と「#わたしの菌活」を実施

長野県長野市に本社を置くホクト株式会社(代表取締役:水野雅義)は、ホクトグループ社員50名を対象に「#わたしの菌活」プロジェクトを実施しました。社員とその家族の健康づくりを応援する取り組みの一つです。
このプロジェクトは健康経営の一環として行われました。自社商品のきのこを社員に提供するとともに、きのこの健康効果を実体験とデータに基づいて検証することを目的としています。

1日40gを目安に、1か月間きのこのある食卓へ
ホクトは、きのこを日々の食事に取り入れて健康な毎日を目指す「菌活」を提唱しています。そこで今回、社員とその家族の健康づくりを応援する福利厚生の取り組みとして、参加社員50名の家庭に1か月間きのこを届けました。
参加者は1日40gを目安に、普段の食事にきのこを取り入れて過ごしました。

腸内細菌がつくる「短鎖脂肪酸」に注目
メタジェンと連携し、セミナーと測定を実施
このプロジェクトでは、きのこを食べるだけでなく、自分の腸内環境について知る機会も設けました。そのために連携したのが、山形県鶴岡市に本社を置く株式会社メタジェン(代表取締役社長CEO:福田真嗣)です。
プロジェクトの開始時には、メタジェンの研究員が社員向けセミナーを開きました。テーマは、腸内細菌が食物繊維を利用してつくる「短鎖脂肪酸」の重要性と、食物繊維を含む食料の中でも特にきのこが果たす役割です。参加者はまず、きのこを食べることと自分の身体とのつながりを理解するところからスタートしました。
さらに、メタジェンの分析技術を使って、参加者がきのこを食べる前と後の短鎖脂肪酸量を測定しました。普段は目にする機会がない腸内環境を知ることで、食生活を振り返る際に「腸内環境」という視点を加える新たなアプローチです。
参加者から寄せられた声
プロジェクトを終えた参加者からは、次のような声が届きました。
- 自炊の頻度が増え、健康的な食生活を意識するようになった
- 腸内環境を客観的に確認でき、生活習慣の見直しにつながった
また、参加者の多くが「今後も菌活を続けたい」と回答しています。
メタジェンは、腸内環境研究の最前線では、腸内細菌が食物繊維をエサにしてつくり出す短鎖脂肪酸などの代謝物質が全身の健康に影響することなど、数多くの研究報告がなされている一方で、その重要な知見は日常の食生活や健康管理にはまだまだ実装されていないのが現状だとコメントしています。そのうえで今回の連携について、きのこを題材に、事前の啓発から喫食体験、効果確認までの一連を「自分自身の健康」という軸で体験できる、大変意義のあるプログラムになったと考えているとしています。

検証結果は「第31回 日本食物繊維学会」で発表予定
このプロジェクトでは、健康経営としての取り組みに加え、きのこの摂取と腸内代謝物、健康関連指標との関係についても科学的な検証を行いました。得られたデータと検証結果は、2026年11月7日・8日に開催される「第31回 日本食物繊維学会」で発表される予定です。
ホクトは健康理念として、きのこで健康を届けるためには働く社員とその家族が健康であることが不可欠だと掲げています。“健康”を重要な経営資源と位置づけ、全社一丸となって健康増進に取り組む方針です。
出典:ホクト株式会社


